2010-10-10 07:49

日曜の朝に

私が学生時代に1年間所属していた、議員インターンシップを提供しているNPO法人、ドットジェイピー。
そこで以前理事をしていた、兵庫県・西宮市議会議員の今村岳司さんというすごい人がいるんですよ。
たまにホームページを拝見してますが、この方は本当に「智慧」のある人なんだなぁ、と思います。

で、ちょっくら気になったブログの日記があったので、引用させていただきました。
すごい人なのに、感情という1点においては、自分と変わらない、普通の人なんだなぁ、と。

なんというか、客観的なんだけど、主観的な文章。
不思議な感覚になったので、備忘録として。

西宮市議会議員今村岳司ホームページ
NPO法人ドットジェイピーホームページ

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2010-09-18 ■ 蝶は青いそらへ。
最後に、「痩せたね」と言われました。

男のすべての九割以上は、
共に時間を過ごしてくれた女性によってつくられたものです。
仕事や仲間によってつくられたものも、
それはそれは、かけがえのないものではありますが、
男をかたちづくるのは、どう考えても女です。
だから、共に時間を過ごしてくれたすべての女性は、
これ以上ない感謝の対象なのです。

私の「人間に対する感情」のほぼすべての対象は、
その唯一の女性に対してのものです。
愛情、憎しみ、慈しみ、依存。
自己の中に足場を持たずに、完全に自己を任せてしまう感情。
他の人に対しては、絶対に抱きようのない感情です。
むしろ、他の人に対しては絶対に抱きたくない感情です。

その女性以外の人に敬意は持っても、愛情の対象ではありません。
その女性以外の人に対処はしても、憎しみを抱くことはありません。
その女性以外の人に責任は持っても、慈しみの対象ではありません。
その女性以外の人に信頼はしても、依存することはありません。
感情が入るとその関係性がぶれるからです。
仲間に対しては純粋に敬意と責任と信頼を持とうとしています。
意見の相反する相手に対しては憎しみを捨て去り、
効果的に効率的に対処しようとしています。
そして、それができるようになっていました。

いま、「感情の唯一の対象」がいなくなって、
私のすべての感情の行き場はなくなっています。
むしろ、感情が生まれなくなっています。

これこそが、もしかしたら私の求めていた世界かも知れない。
とも思います。
とても静かで濁りがなくて、波の立たない世界。
純粋に何かを見つめ、追求し、成果を出すには、最も相応しい世界。

でも、この砂を噛むような世界に、おそらく長くはとどまれないだろう。
とも思います。
匂いも、色も、音も、温度も、湿度もない世界。

仕事に関しては。
いっさいの感情をぶつけることなく、気負うこともなく、
ただただ静かに理によってすることの歓びを
このところ少しずつ楽しめるようになってきていました。
そして、その効果と成果は、
感情によって自分が濁っているときとは比べものにならないということを
実感できるようにもなってきていました。

それは、感情の湧き上がる場所が、また、湧き上がる感情の遣り場が、
ひとつだけ、ちゃんとあったからなのかも知れません。
「痩せたね」と直接言われるまで、
それは節制によって締まってきているのだ、と思いこんでいた自分が、
とても幼稚で可笑しいです。
そういえば、彼女は私といるあいだ、
私といることで苦しんだり痩せたり窶れたり、よくしていたことを、
いまさらながら思い返して、申し訳ない気持ちとありがたい気持ちと。
ほんとうに、いまさらながら。

いま、自分が自分の周りにひいた円の中には私以外に誰もいなくなり。
この向こうには何かがあるのか、それとも向こうには砂しかないのか。
どうなのでしょう。
これまではどうしていたのか、それは思い出せないです。
思い出したとしても、きっと意味のないことでしょうが。

しつこいようですが、仕事には関係ないですから、
ほとんど仕事に占領された日常には何も問題ありません。
ふつうにきげんよくやっております。

蝶は、何の前触れもなく音もなく、青いそらに飛んでいきました。
たぶん、前触れも音も、私に聞こえていなかっただけなのでしょう。
そうしていたつもりはなかったのですが、
虫籠に入れていたのかもしれません。
だとすれば、とても可哀想なことをしました。

いま思い返せば、ここしばらく、
私のたったひとつのひかりだったのかもしれません。

蝶が飛んでいったそらは、ぬけるように青く。

(引用終わり)
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特に、冒頭の一文。

「だから、共に時間を過ごしてくれたすべての女性は、
これ以上ない感謝の対象なのです。」

これは自分も一緒です。
たとえ負の感情を背負ったとしても。


ただ、彼はそれでも自分がすべきことをちゃんと理解して、実行している。
自分はまだまだ先が長いなぁ。
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