2007-07-03 00:53

「ひとひら」アニメ感想・総括

ちなみに昨日の原付は借り物です(泣>挨拶
はろにちわ。べるくです。

2007年も7月に入り、テレビ番組は改変期。
そしてアニメも同様に改変期。4月からのアニメで1クールの作品も、多くが最終回を迎えました。

ひとひら登場人物集合
今回は、今年4月期に放送されましたアニメ「ひとひら」が6月末で最終回を迎えたので、総括して感想を書きたいと思います。

【関連リンク・過去記事】
テレビアニメ「ひとひら」公式ページ
2007年第2期アニメ感想(第2回)(2007.5.26)

この「ひとひら」。ストーリーを一言で言い表すならば、「超あがり症な少女の成長物語」

麦ちゃん基本スタイル
こんな姿も多々ありますが、そんなヒロイン・麻井麦ちゃんの成長こそが、まさに物語の核であり、私たちを楽しませてくれる要素なのです!!

すごく正直なことを申し上げますと、むしろ私が麦ちゃんに励まされる、そんなこともあったりしました。
人が頑張る姿というのは、たとえアニメでも元気付けられます。それが超あがり症のネガティブ少女ならなおさらです。
さて、本題。
前回の感想(上記リンク先)では、

・何よりも麦ちゃんの成長具合が見てて面白い
・演劇を舞台にした青春群像っていうのはありふれてそうですが、やっぱヒロインがネガティブ少女との組み合わせは新鮮
・画像処理にHiFx処理なる新しい手法を使っている


っていう点などを考慮し、良作と評価しました。その評価は、最後まで変わることなく推移。
最終回まで見ると、ストーリーのテンポもよく、バランスのとれた構成だったのではないかと思います。

hirohira01.jpg
アニメを見てから原作を買ったのですが、基本的にこの作品は原作マンガのストーリーをなぞってました。なのでストーリー的な部分に関しては原作の桐原いづみ先生のお力によるところが大きいかもしれません。
しかし映像化したスタッフ陣は、結構気合入れてやっててくれたんじゃないかなと思います。


麦、野乃と雪中の邂逅
そんな中での最終回ですが、最終回はちょいと展開が変わってきました。
というのも、アニメでは区切りのいい野乃たちの卒業で幕を閉じますが、その卒業のシーンが原作以上に深く掘り下げられて描かれていました。

野乃さんと榊部長の心残りの清算、そして麦自身が次のステップ、次の夢へ進む決意…そういった部分があったことで、最終回らしい最終回になっていたと思いますね。

原作では、野乃さんたちが卒業してからも麦の成長物語は続きますが、アニメではここでひと区切り。
だからこそ、原作と違って、野乃さんたちの卒業とともに、麦も昔の自分を卒業する必要があった。

「ああ、やっと分かった! 自分が願えば、広い世界が受け入れてくれるって!」
こう言ったアニメの麦は、これからきっと原作とはまた違った麦になっていくんだと思いますが、ちょっと成長が早くて寂しくもありますねw

2年に進級した麦チョコ
結局ひとひらの良い所は、ただのドジっ娘物語とかそういうのじゃなくて、極度のあがり症女の子が(強制もありながらも)徐々に成長していく姿が純粋に良かったんじゃないか、ってとこに集約されてくると思います。
そして、そこに「演劇」、つまり「違う自分に変わることができるモノ」としてのそれが上手く絡み合って、スパイスが効いてきますね。

いやしかし、見てるこっちまでハラハラさせてしまう麦ちゃん。見守る視聴者はまるで親の気分ですわw

人生とは物語であり、物語は人がそれぞれ持つもの。
それを青春群像ドラマに重ねて、繊細に描いたのが「ひとひら」だったのかな、なんて。

また、麦ちゃんだけでなく、他のキャラもそれぞれ個性がしっかり描かれていて、キャラ立てが上手かったと思います。
突出して変な性格の人間、という意味ではなく、さほど多くない登場人物の中で、それぞれ役割がしっかりしていたという意味でとっていただければと。


…なんて、まああんまり得意ではない真面目レビューを延々と書いてまいりました。

ネタ要素がそんなにあるわけじゃないですし、ストーリー全体を見れば平々凡々なものだと言われるかもしれません。
しかし逆に、平々凡々な作品へいかに引き込ませるように仕上げるかは、原作者や製作陣の力量。その点を私から見れば、十分良作に値する作品だったと思います。

原作での麦ちゃんの物語は、まだまだ続きます。
私はしばらく、麦ちゃんの成長を見守ろうかと思います。

そんなわけで、「ひとひら」感想でした~!

スマイル麦(麦の妄想)
「みなさん! 原作コミックも買って下さいね♪」

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ジャンル:アニメ・コミック

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コメント

脇役達の活躍!「麦チョコ」は最高!!

HINAKAです。

べるく様

「ひとひら」について、全く同感です!
ソネブロならnice!ですが、とりあえず座布団3枚!!たぶん内容量の問題で、触れられなかったのだと思いますが、この作品は短い割に脇役が多くてそれがまた、上手くハマってましたネ。

個人的にはやはり、最初は主人公側に敵対する悪の女王のごとき、演劇部長!
彼女が実は、ノノさんを演劇に引き込んだ、大親友という展開は、正直アッとビックリでした!それと、どう見ても、主人公側に入るハズが間違って?正規の演劇部に入ちゃった、ハッチャキ娘!彼女の命名「麦チョコ!」は最高です。しかも、次期主役候補と部長が言うほどの逸材!?には、見えなかったのですが……。

他にもこの作品は、脇役が少ない出番シーンで光っています。
まるで、本物の演劇のように……正直この物語自体が、もう1つの演劇のような気すらします。久ぶりに、良いモノを見た!期待していなかっただけに、驚きや感動も大きかったのは、事実でしょうが……。
本当に、良く出来た佳作だと思います。

長くなりました。それでは、また!

  1. 2007-07-03 17:40
  2. URL
  3. HINAKA #no8j9Kzg
  4. 編集

名脇役が味を引き立たせる…

>HINAKAさま
いつもお世話になっております!

HINAKAさまのおっしゃる通り、脇役が光っていましたね~、本当に。
確かに、最初は特に期待せずに見てましたが、それ以上のものを見せてくれたスタッフ陣には頭が下がります。

演劇部長…あの閉じ込められた倉庫での野乃との語らいで、全てがひっくり返った気がしますw
部長含め、全部のキャラがいてこその「ひとひら」、だったんでしょうね。
  1. 2007-07-04 00:02
  2. URL
  3. べるく #-
  4. 編集

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